ユーピット秦野店です
運転中に突然チェックランプがついて「大丈夫かな。。。」という経験ありませんか?💧
なにか点いているけどどういう意味かわからない。。。
今回はタイトルにあるようにそんな時に役立つチェックランプ3選をご紹介します⚠️
エンジンチェックランプ
意味
車を動かすためのエンジン、エンジンの力をタイヤに伝える変速機トランスミッションの
異常が発生した際に点灯するランプになります。
通常時はエンジン始動時(キーオン)に点灯しその後消えます。
原因
・O2センサーの異常、故障
→エンジンが燃料をどれくらい消費=排気しているかを感知するセンサー
・エンジン制御系統の異常
→エンジンを制御するコンピューターや関連部品の不良
・点火系の異常
・プラグ
→エンジン内で燃料と空気に火花を飛ばして点火させる部品
・コイル
→バッテリーの電圧をプラグに送り点火させる部品
→エンジンチェックランプの点灯に加え、エンジンのかかりが悪い、加速不良、ガタガタするなど症状が出ます
・排気ガスに関わる異常
・燃料系の異常
・燃料ポンプ
→ガソリンを燃料タンクから送り出すための部品
→エンジンがかからない、エンスト(走行中止まる)、加速不良、異音などの症状が出ます
・インジェクター
→必要な量のガソリンを正確に適量を噴射する部品
→加速不良、黒煙、エンジンがかかりにくい、ガタガタするなどの症状が出ます
対処方法
走行中に点灯(常に点く)、点滅(点いたり消えたりする)場合はトラブルが発生している可能性があります
エンジンチェックランプは様々な要因がありますのでまずは、
停止後お車の状態を確認してください(異音があるか、チェックランプが消えているか)
チェックランプが再度点いてしまっている場合は早めにお近くの整備工場にて見てもらいましょう。
オイルチェックランプ(油圧警告灯)
意味
エンジンオイルの油圧が低下した際に点灯します。
つまりエンジンオイルが少なくなっているということです。
オイルにかける圧力を油圧といいます。オイルは液体の為均等に圧力をかけることができます。
車を冷やしたり、力を加えたり、潤滑する役割があります。
車を安全かつ効率良く動かすための役割を担っています。
人間で例えると心臓(エンジン)に血液(エンジンオイル)を送るようなイメージです。
原因
エンジンオイルが少なることでオイルのチェックランプが点灯します
→エンジンにオイルが供給する量が少ない状態、極端に少ない、全くなってしまうと点灯
またチェックランプの色にもよって緊急性が変わってきます。
黄色、オレンジ→エンジンオイル量の不足または油圧低下の可能性、交換時期のお知らせ、交換時期が過ぎ性能が落ちている。
赤色→エンジンオイルの油圧が極端に低下、オイルの供給に深刻な問題が発生している可能性
対処方法
赤色のチックランプがついた場合直ちに走行を止めて下さい。
ロードサービスを利用して整備工場へ搬送が必要です。
そのまま走行を続けてしまうと最悪の場合エンジンが焼き付いてしまう可能性があります。
エンジンが焼き付いてしまった場合エンジン交換になりますので修理費用も時間もかかってしまいます。。。
このような事態になる前に定期的にエンジンオイル交換をしましょう。
水温計のチェックランプ
意味
エンジンの冷却水(クーラント)の温度が異常な時(低温、高温)を示すランプです。
冷却水とは、エンジンの燃焼により発生する高温な熱を冷却する役割があります。
冬場でも凍らない(-30度)不凍液に錆、腐食防止剤が含まていますので凍りにくくなっており、
ラジエーター、ウォーターポンプなどの金属部品など錆にくくしてくれる作用もあります。
安全に運転していただく上でこちらも重要なチェックランプとなっております。
水温が低い→青色
水温が高い→赤色
通常時エンジン始動時や冬場は青色に点灯し、時間の経過とともに消えます。
原因
・ラジエーター(冷却水を冷やす)劣化による本体からの水漏れ=ラジエーターのヒビ、割れ
・ウォーターポンプ(冷却水を回す)、ヒーターホースからの水漏れ
・エンジン本体の故障(サーモスタット不良により水温上昇など)
・センサー故障による点灯(水温センサー、サーモセンサー)
・クーリングシステムの故障(電動ファンモーター作動不良)
他にも水温計の故障、コントロールユニットの故障も考えられます
対処方法
エンジン本体に大きなダメージがあるかもしれませんので、
自走はせずにロードサービスを利用して整備工場へ搬送を!!
まとめ
他にも様々なチェックランプがありますが、今回は特に重要な3点をご紹介しました。
定期的な点検、オイル交換などで未然に防ぐことができます。
遠出をする前に是非1度点検を。
青・緑→システム正常状態
黄・オレンジ→(注意)様子見ながら整備工場へ
赤→(危険)ロードサービス、整備工場へ